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もんさん
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2006年09月06日

成熟度モデル

前回の投稿からまた日が経ってしまいました。

現状を見つめることは非常に大事ですが、現状が判る人なんてほとんどいないらしいです。

ビジネスにおいても、「わが社の現状について!」と議論しても、それぞれが違った視点や背景で思いのままに論じても収束がつかないし、発言力の強弱で間違った方向へと進むこともあります。
「当社の人材は素晴らしい!」や「当社の技術力は高い!」なんて言っても果たしてどう素晴らしいのか、どう高いのかそこには指標がありません。

そこで、成熟度という段階を使うことで現状を測ってみてはどうでしょうか。
詳しいことはプロジェクトマネジメントやISO、JQAなんかにも出てきますが、


レベル0:課題自体の存在が認識されていない。
 他人が見ればこれが問題点だ!ボトルネックだ!と判るのだか当事者達は気付かず非効率であることさえ認識していない。

レベル1:その場限りの処置で解決へのプロセスが確立されていない
 トラぶった時はその場で処置するだけでそれで御仕舞。

レベル2:反復可能であるが属人的で直感的
 トラブルが発生しても対処できるが、限られた人だけがその対処に応じるだけ。

レベル3:首尾一貫したプロセスが定義され、標準をして持っている。
 トラブルが発生した際、その処理についてマニュアルがある。

レベル4:標準化されたプロセスを定量的に測定し、洗練化している。
 作成されたマニュアルから更にケースバイケースで事例を集め完璧なマニュアルとして改定していく。そして組織化されている。

レベル5:技術・要件環境の違いによって、標準プロセスを最適化して用いられる。 
 各個人の能力・経験・担当部門に応じた習熟度・職能別のマニュアルが存在する。

わが社は業務取扱や人事、クレーム処理・リスク回避など業務全般のことについてどれだけ成熟しているか、そんな尺度をもって現状を分析するのはいかかでしょうか?
そして、現状が把握できたら次はどのレベルを目指すか、ここで事業計画の柱があると思います。

Posted by もんさん at 22:35│Comments(0)
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