もんビジネス研究所

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前回の投稿からまた日が経ってしまいました。

現状を見つめることは非常に大事ですが、現状が判る人なんてほとんどいないらしいです。

ビジネスにおいても、「わが社の現状について！」と議論しても、それぞれが違った視点や背景で思いのままに論じても収束がつかないし、発言力の強弱で間違った方向へと進むこともあります。
「当社の人材は素晴らしい！」や「当社の技術力は高い！」なんて言っても果たしてどう素晴らしいのか、どう高いのかそこには指標がありません。

そこで、成熟度という段階を使うことで現状を測ってみてはどうでしょうか。
詳しいことはプロジェクトマネジメントやISO、JQAなんかにも出てきますが、

レベル０：課題自体の存在が認識されていない。
　他人が見ればこれが問題点だ！ボトルネックだ！と判るのだか当事者達は気付かず非効率であることさえ認識していない。

レベル１：その場限りの処置で解決へのプロセスが確立されていない
　トラぶった時はその場で処置するだけでそれで御仕舞。

レベル２：反復可能であるが属人的で直感的
　トラブルが発生しても対処できるが、限られた人だけがその対処に応じるだけ。

レベル３：首尾一貫したプロセスが定義され、標準をして持っている。
　トラブルが発生した際、その処理についてマニュアルがある。

レベル４：標準化されたプロセスを定量的に測定し、洗練化している。
　作成されたマニュアルから更にケースバイケースで事例を集め完璧なマニュアルとして改定していく。そして組織化されている。

レベル５：技術・要件環境の違いによって、標準プロセスを最適化して用いられる。　
　各個人の能力・経験・担当部門に応じた習熟度・職能別のマニュアルが存在する。

わが社は業務取扱や人事、クレーム処理・リスク回避など業務全般のことについてどれだけ成熟しているか、そんな尺度をもって現状を分析するのはいかかでしょうか？
そして、現状が把握できたら次はどのレベルを目指すか、ここで事業計画の柱があると思います。  

前回からの話の続きですが、起業や事業再構築を考える時には、経営理念やビジョンの設定が大事なのは今更説明しなくてもいいですよね。

経営理念は夢であり、ビジネスへの愛情ですよね。

唐突ではありますが、恋愛と家庭の違いって、恋愛は夢心地でも育めますが、家庭って夢や愛だけじゃ育めませんよね。やっぱり生活の糧が必要ですから。
家庭としての現実や将来像の描き方も必要でしょう。

ビジネスにおいても夢の実現が最終目標ですが、その夢に向けて現状はどの程度差異があるのか、来年の今頃はその夢にどの程度近づいているか、何年後には実現しているかを描かないといけません。
現状を見つめることが大切です。現状分析にはＳＷＯＴやバリューチェーン、ＰＰＭその他多数ありますが、実現可能性と現状の成熟度を測るのも良いかもしれません。
成熟度モデルってものがありますので、ビジネスの現状がどのレベルなのか、今後どのレベルまで向上、進化させるかをビジョンに盛り込むことで経営戦略がもっと具体的なものになると思います。

成熟度モデルと熟女モデル、どっちも気になります・・・不謹慎なオチですみません。  

しばらく放置してしまいましたが、更新は風任せ。

そういえば、タイトルはビジネス研究所なのに何も研究してませんので、ここらで少し経営計画の話でもしてみましょうか。

事業計画や経営計画を策定するのは大切ですからその策定には大胆さと慎重さが必要なのに、ただノルマの割当だったり、壮大な夢を語るだけだったり、絵に描いた餅だったりしてないでしょうか？

経営計画を練る前に戦略マップを描いてみることで実現可能性が高く、円滑な組織運営が可能となります。

戦略マップについてダラダラ書いてみたいと思います。  

水曜日にFVMに行ってこのサイトの存在を知って早速ブログ開設。
木曜日にはなぜか焼酎を飲む会合に参加し、焼酎を飲みまくる。参加者は様々だが色々な人と出会えたので良かった。
金曜日はリニューアルしたメガバンクの店舗を見学。新しい銀行の店内営業を垣間見た。その後公認会計士や司法書士の方々と出会う。紳士な対応に感激。
ということで、３日連続で福岡市内に通ってしまった。移動時間が長いのはツライ。  

地域で起こる出来事は、地域のサイトで発信しなくてはと考えていたら、やっと見つけました。
ブログ掛け持ち状態ですが、折々の経営コンサル活動の記録にでもと思い、利用します。